Debtors are no longer liable for any debts incurred prior to
 bankruptcy.

●チェックポイント!
 ・Debtors 債務者
 ・liable 債務を負う
 ・debts 借金
 ・incurred 被った
 ・prior to ○○ ○○の前に
 ・bankruptcy 破産

●対訳
 破産の前に負っていた借金の責務を、債務者が負うことは
 もうない

●英語「で」学ぶポイント
 前回の「破産」シリーズに続くのは「破産からの復活」シリーズ。
 万が一破産なんてなっちゃっても、その中からでも明るい未来を
 見つけられるはず。

 といって、このシリーズのスタートが借金絡みの表現から始まる
 のは、やむを得ないところ。

 今日ぜひ押さえてもらいたいのは、”liable”という形容詞。「債務を
 負う」と訳していますが、本当はもうちょっと広い語感で、「責任を
 持たざるを得ない」とか「借りを作る」という感じ。

 たとえば、製造物責任に関する「PL法」なんて聞いたことある
 でしょうか?
 [参考:ウィキペディア
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BD%E9%80%A0%E7%89%A9%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E6%B3%95]

 PLは、損益計算書の”Profit Loss Statement”ではなく、ましてや
 高校野球の強豪校でもなく、”Product Liability”の略称です。

 この後半の”liability”が”liable”から派生した単語であるのは簡単に
 想像つくでしょう。

 意味は、「製造物に責任を持つ」。

 こんな風にビジネスで意外に多く使われているのが”liable”という
 コンセプトです。