「投資ってめんどくさそうで…」

投資に何となく興味はある。でも、実際に始めてはいない。

そんな方に聞くと、投資は手間がかかるので始められない、と思っているケースがままあります。

たしかに、ニュースなどで目にする、「デイトレーダー」と呼ばれる個人投資家の人々は、忙しそうです。パソコンの画面を見ながら(それも、同時に2画面も!)、「今が売りだっ!」、「あぁ、買いのチャンスを逃した!」、などとやっているイメージを思い浮かべてしまいます。

ちょっと、マネできないですよね(マネしたくもないですが)。

でも、実は…。これは投資の流派の一部にすぎません。投資の主流は、もっと別のやり方をしています。

たとえば、投資の先進国、アメリカの例を見てみましょう。多くの人は、デイトレーダー的な取引をしていません。それどころか、5年をメドにした中長期的な投資をしているのです。「ミューチュアル・ファンド」という金融商品を買いながら。

「へぇ〜、そんな金融商品があるなんて、やっぱりアメリカは進んでいるんだ」

いえいえ。日本も負けていられません。実は、日本では、「投資信託」という金融商品がアメリカの「ミューチュアル・ファンド」にきわめて近い特徴を持っています。そう言えば、投資信託は、「ファンド」と呼ばれることもありますね。

しかも、この投資信託、証券会社はもとより、銀行や郵便局でも最近は買うことができるようになりました。

投資信託を使って、中長期的な投資を始めてみる…。意外なくらい身近かもしれません。