昨日出てきた「リュクス」という単語、知ってました?

ファッションに敏感な人ならば間違いなく知ってたかと思うのです
が、ひょっとすると初めて聞いた人もいるかもしれません。主に女
性向けファッション誌で使われてますからね。

何でも、

 「『自分にとっての贅沢』『安らぎのある贅沢』。物質的な贅沢
さというよりは、
  心の余裕を感じさせる豊さということである。」

との意味らしいですね(Yahoo辞書によると)。

なんだか、分かったような分からないような、分かりたくもないよ
うな気がしますが、つくづく思うのは日本語ってホントに柔軟性に
富んでいること。

よく分からないけどかっこいいコンセプトを表現するのに外来語を
使うのは、もうお家芸と言っても良いくらいです。エコとかロハス
とかスローフードとか。

もちろん英語にも外国語から取り入れられた言葉はあって、日本語
発のものだと、

 tsunami 津波
 futon 布団

なんかありますね。そういえば、ニューヨークでは、”sudoku”の本
を持っている人をたくさん見かけて、「数独」という日本初のゲー
ムなんですね。

でも、外来語の取り入れは圧倒的に日本語の方が多そうで、そう考
えると我々を取り巻く環境ってのは、言語的にはほんとうにリッ
チ、いや、リュクスなんだなぁ、と思います。