2009年1月29日付の朝日新聞で、日本の財政状況が面白く説明されています。

1千億円を1万円として家計の収支にたとえられているので、身近に感じられて分かりやすいです(麻生内閣時の09年度政府予算案)。いわく…

収入
 給料(税収) 461万円
 へそくり・資産からの収入(特別会計からの繰り入れ・その他の収入)
         92万円
 新たな借金 (新規国債発行)
         333万円
 借金の残高 (国債発行残高)
         5,811万円

支出
 生活費(一般歳出) 517万円
  うち医療費・保険料など(社会保障費)
             248万円
  うち住宅リフォーム代(公共事業費)
              71万円
 借金の元利払い (国債費)
              202万円
 郷里への仕送り(地方交付税など)
              166万円
 合計(一般会計総額) 885万円

年収461万円の家庭で借金が6千万円近くあったら、破綻してると思いますよね、普通。

おまけに、新たな借金を300万円以上つくるなんて!

まあ、「借金はお母さん個人の貯金からしてるから大丈夫よ」というのが、国債を発行する側の論調なんでしょうが…(国債は外国ではなく国内で買われている)。

大丈夫なのかなぁ