If a firm is not a big player in the market, it will not have
the economies of scale that a larger competitor will have,
so it may need to charge higher prices to cover its fixed costs.
●チェックポイント!
・firm 会社
・economies of scale 規模の経済
・competitor 競合
・charge 課す
・cover 回収する
●対訳
小さい会社の場合、競合の大手企業のように規模の経済の
恩恵を受けられないので、固定費を回収するために価格を
高くする必要がある
●英語「で」学ぶポイント
さあ、今日の文は深いですよ。規模の経済がなぜかくも
重要かを解説してくれています。
そのココロを一言で表すならば、規模の経済が効いている
会社はコストを下げられるので、その分価格を抑えることが
できること。
解りやすい例を出すならば、自動車業界なんか典型で、
日本で一番大きいトヨタの方が、小さい会社−たとえば
いすゞとかスバルとか−、自動車一台あたりのコストを低く
できるのです。
となると、売値もあまり高くなくてすむので、トヨタ車は
ますます売れる…
結果として、大きいものはますます大きく、小さいものは
よりちいさく、という、いわゆる「マタイ効果」が効いて
来ちゃうのです。
表現面では、”economies of scale”が効くかどうを表すのに、
”have”と言う単語を使っているところを押さえちゃいましょう。