少子化対策もいろいろと課題は多いですが、少なからず拡充されているみたいです。
それが妊娠・出産にまつわる助成制度。
妊婦検診にかかる費用を14回まで助成する制度が全国的にスタートします。
妊婦が出産までにかかる検診は15~16回が平均的で、その費用は1回につき3000~1万円。これが15回ともなると、けっこうな費用ですよね。これまで、その検診費用を5回までを各自治体が助成していましたが、それを越えると自己負担になっていました。
また5回を越える分は各地方の「任意助成」になっているため自治体によってその助成する回数にばらつきがありました。
これが今年度から全国的に助成回数を14回に拡充することが決定しました。
パチパチパチ!
検診にかかる費用が1回平均5000円だとすると、15回で7万5千円。これはけっこうな出費です。それぞれの家庭の経済状況もあります。費用が高くて払えないために、駆け込みで出産する子がいるのも、わかる気がしますもの。。。
今回の制度実施で、そんなケースが少しでも減るといいですね。
また嬉しいことに、出産育児一時金も、今年の10月以降に4万円アップするとのことです。
ありがたいことです。
少子化対策。
子供を生みたい、育てたいとは言っても、いろいろお金がかかるわけで。
育児支援や、不妊治療と、まだまだ課題はあります。
国や自治体ができることからどんどんサポートしていって欲しいですね。
結婚や出産って人生の核となる家族にまつわる大事なステージ。
それをコントロールするのは難しいけど、費用の面では長期的なビジョンと計画が必要ですね。
そんな人生の目標を持っている人をマネー・カレッジは応援します。
参考:AllAbout CFP 畠中雅子氏の記事より