今週の日経ヴェリタスにおもしろいトピックがありました。
最近、高齢者の金融教育というものに力を注がれているようです。
年金生活を送る高齢者を招いて、金融アドバイザーによる講演。
参加者は、振り込め詐欺の芝居を自分たちで演技して疑似体験したり、
簡単な診断チャートをもとに、老後の資金計画のアドバイスを行っています。
その年齢になると、必要なのは、“増やす”ではなく”守る”なんです。
一方、子供には、小さいうちから、お金の知識とライフプランの教育。
金融広報中央委員会が発表した「金融教育プログラム」では、年齢層別の身につけて欲しい金融知識の目安がわかります。
そして、お金のしくみがわかったら、自分でお金を得ることの意味もわかってくるでしょう。
子供向けの金融教育の場は、どんどん広がってきています。
今や、テーマパークや書籍、インターネットサイトまで、いろいろあるのです。
なかでも超人気なのが、「キッザニア」。
子供が企業の仕事を疑似体験できるテーマパーク。消防署や、銀行、ピザ屋、パイロットなどいろいろなお仕事体験ができるのです。
おもしろそう!私も行ってみたい!
でもこれ、大人は入れないんです。指をくわえて見てるだけ・・・?
むむむ、残念。(TT)
サイトでおもしろかったのは、これ!
13歳のハローワーク
もともとは村上龍氏の著書のサイト版ともいえるのですが、これがすごい!
1000種以上の職業を紹介していて、「好き」「職業名」「マップ」などの方法で検索が可能。
子供の頃からこんなにたくさんの“お仕事”を知っていたら、私も今の人生変わっていたんじゃないか、、、なんて思ってしまいます。
そんな日経ヴェリタスの紙面に、マネー・カレッジ代表木田のインタビューが掲載されました。
金融教育の本場のアメリカが、今、過剰債務の問題に苦しんでいる現状について、根本的な原因がどこにあったのか、語っています。
キーポイントは、何だったのか?
なかなか興味深い文章ですが、続きは紙面にて・・・。
夢とお金のグッドサイクルは、同時に回っていくのが理想です。
目的とライフプランがあってこそ、お金は増やす意味がある。
そんなメッセージを伝えたくて、マネー・カレッジは個人を幸せにするマネー教育を目指します。