損益分岐点分析

項目 概要
変動費とは何か 変動費とは、売上の増加にともなって増えていく費用。売上原価が典型例
固定費とは何か 固定費とは、売上の増減に関わりなく一定して発生する費用。減価償却費が典型例
固定費-変動費トレードオフ 固定費をケチって設備投資しないと変動費がかさむことが多い。すなわち、固定費と変動費はあっちが立てばこっちが立たずになりがちで、経営判断の難しさの原因
限界利益とは何か 限界利益とは売上単価-その製品にかかる変動費で表され、製品1個を売るごとに得られる儲けを指す。全てのビジネスパーソンに、これを意識して欲しいもの
限界利益率とは何か 限界利益率とは、その製品の限界利益÷売上単価で表される
損益分岐点
(BEP: Break Even Point)とは何か
損益分岐点とは、損益トントンになる売上額。経営者が売上にこだわるのは、BEPを超えないと儲けは出ないから
BEPを固定費回収法で計算できる 損益分岐点は、会社全体の固定費÷(製品1単位の限界利益)×製品単価で計算できる
BEPを限界利益率法で計算できる 損益分岐点は、会社全体の固定費÷限界利益率で計算できる
BEPを図示で説明できる 損益分岐点図は、固定費、変動費の伸び率、45度線で表される


戦略と会計の整合性

項目 概要
金融ピラミッドモデル 株価・会計・実務・戦略・経済の5層で金融分野を整理できる。この5層を横断して考えるのが経営者の思考
戦術の戦略従属性 会社の大きな方向性が決まっていなければ、健康状態アップのために会計のどこを変えるかの結論が出ない。すなわち、個々の打ち手(戦術)は大きな方向性(戦略)に従うのである
戦略-会計の整合性 企業の戦略が異なれば、それにともなってお金の使い方も違ってくる。すなわち、戦略と会計は密接に関係している。だからこそ経営者には会計知識が必要
百分比分析 百分比分析とは、PLであれば売上、BSであれば資産額を100としたときの各項目の占める比率これによって規模が異なる二つの会社を比較できる
財務・会計マトリックス 対内・対外、過去・未来の四象限でお金に関する企業活動を整理できる。財務と会計の違いが分からないと、お金のことは分からない