金持ち父さんいわく、成功のためには会計の知識が必要
その中で著者のキヨサキさんは、
「成功のためには会計の知識が必要」
としつこいぐらい言っていて、まだ若くてイキオイがあった私は、さっそく簿記の勉強を始めたんです。
ところが、途中であえなく挫折。
簿記って、「仕訳(しわけ)」というところから始まるんですが、これが金持ち父さんの言うファイナンシャル・インテリジェンスとどうつながるかが分からなかったんですよね。
結局教材の代金を無駄にしただけで、「経済的自由」への道のはずがむしろ逆に進んでしまったようです。
それはないよ金持ち父さん、と言う気持ちで、それ以降、なんとなくキヨサキさんの本からも遠ざかってしまいました。
会計をつくる?使う?
でも今頃になって、悪かったのは金持ち父さんじゃなくて、私自身だって気付いたんです。勘違いしていてすみません、と謝りたいぐらい。
要は、金持ち父さんの言う「会計」と私のイメージしてた「会計」が違っただけだったんです。
私の学んだ簿記は、どちらかというと会社の会計を「作る」知識。
だからこそ「仕訳」から始まったわけです。
でも、金持ち父さんの言う会計は、できあがった数字を「使う」ことなんですよね。
考えてみれば、ビジネスオーナーであれ投資家であれ、会計を「作る」ってないですものね。
「使う会計」を学ぶセミナー
そんな私と同じような間違いをしそうな人にオススメなのが、こちらの会計入門セミナーです。
なぜかというと、内容的には会計を「使う」ことにフォーカスされているから。
経営者目線で、あるいは投資家目線で会計を使って「良い会社かどうか見抜く」、「中から会社をよくする」というのを考えるんです。
私と同じように(笑)、簿記の勉強に挫折してしまった人、あるいは決算書の読み方の本を読んでも頭に入らなかった人にもオススメです。
ぜひチェックしてみてください。
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