英語を教えていると時々、「マネーが分からないと英語が分からないように見える」という人がいます。
英文を読んで、「ぜんぜん分からないんですぅー、英語は苦手で…」って言ってるのは、実は書いてある中身が分からないだけって言う人。
そういう方は、マネー英語の1000本ノックでスキルアップしていただきたいのですが、もう一つ似たような例として、
「聖書が分からないと英語が分からないように見える」
というものがあります。
欧米文化は聖書を基盤にしているので、言い回しやたとえ話など、聖書由来のものが多いんですね。
そう言えば、「ダヴィンチ・コード」を初めとして、小説などでも聖書を題材にとったものもありますよね。考えてみれば、「インディ・ジョーンズ」だってそうだし。
そこで聖書を理解、といっても、本編を読むのはなかなかたいへん。まずは軽いエッセイから始めてみてはいかがでしょうか?
「新約聖書を知っていますか」
「旧約聖書を知っていますか」
評価は
★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)
どちらもショートストーリーの名手、阿刀田高氏によるものですが、読み口はあくまでも軽く、そして内容はあくまでも深く、聖書世界を理解するとっかかりとなること間違いなしです。