「おカネのこと、苦手なんだよなぁ…」

と思っている方、克服の第一歩は、一つひとつの言葉の意味を知ることです。

そのためにマネー・カレッジでも、「初心者限定!マネー用語辞典」を用意しているのですが…

これ、初心者向けにはすごーくいいです。難しい説明や厳密な定義はすっ飛ばして、直感的理解を目指しているので。ただ、簡単な分だけ説明が行き届かないところがあるのも事実。
なので、一歩先に進みたい方に絶対の自信をもっておすすめするのがこちら。

金森、森口、荒(編)著、有斐閣経済辞典

評価は★★★★★ (何度でも読む価値あり)

タイトルは「経済辞典」となっていますが、金融・投資・会計も含めて、要するに「マネー」に関することならたいがいのことは載っています。

一つひとつの用語の説明も最大200字程度なので簡潔明瞭。初心者を一歩抜け出した人でも十分分かるんじゃないかな。

さらに、ひとつの言葉を調べると、「参考」として関連用語が載っているのが嬉しいところ。例えば、「株主優待」という言葉を調べたら、株主「優遇」と言う用語まで知ることができて、あたかも頭の中に金融用語のネットワークができていくかのよう。

さらにすごいのは、英語で引くことができること…。

えぇ、そうなんです。巻末につけられた「欧文索引」が、英和辞典の役割を果たしているんですね。

おぉ、なんて便利なんだ。

と言うことで、英語を学びたい人はもちろん、マネーに強くなりたい人なら必携の辞典と言っていいでしょう。

ちなみに、最近はPC版も出ているんですね。これも便利そうだなぁ。

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