「英語、しゃべれないんだよなぁ」
悩んでいる人は多いですよね。10年以上も!勉強したにもかかわらず。
そんな人にお勧めしたいのがこちら。
評価は
★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)
「非常識な」というタイトルが付いていますが、実はビジネスマンが英語を使えるようになるという観点では、正しいことが提言されています。
そもそもの話として、英語を「ツール」として捉えるという視点はきわめて大事で、どれだけ強調しても強調しすぎ、ということはないでしょう。
英語の学習を趣味としている、あるいは、英米の文化を研究しようとしている方々からは「邪道だ」とのそしりをうけかねないかもしれませんが、ことビジネスに限るならば、相手に「伝わる」(ようにみせる)英語は重要ですね。
ただ、本書には書かれていませんが、「リスニング」の重要性は指摘したいですね。ひょっとしたら著者の神田さんは幼少のみぎりから英語に親しんでいるのであまり苦労されていないのかもしれませんが、フツーの人間が留学とかすると、この分野は徹底的に苦労します(下巻に出てるのかな)。
下記、ポイントを。
●「ビジネスでお金を儲けながら、英語もうまくなるという一石二鳥の効果を狙うのである。『英語を学ぶ』のではなく、『英語で学ぶ』。」
●私の人生を変えた本 (原書で読むことの重要性)
-Tested Advertising Methods, John Caples
-Managing Corporate Lifecycle, Ichak Adizes
-Awaking The Heroes Within: Tweleve Archetypes to Help Us Find Ourselves and Transform Our World, Carol S. Pearson
●捨て去るべき6つの常識
1. 日常会話を捨てる
2. 専門外のトピックを捨てる
3. 単語力を増やすことを捨てる
4. 文法的に正しく話すことを捨てる
5. ぺらぺらしゃべることを捨てる
6. キレイな発音を捨てる
●結果先取り方式の思考法 (.vs 積み上げ方式の思考法)
ビジネスチャンスをみきわめる→アプローチする→英語を使わざるを得ない→ビジネスが始まると同時に、英語も使えるようになる→ビジネスを通じて信頼が深まり、友情に発展する
●神田流、非常識英語の全5ステップ
1. 未来先取りのイメージ化
2. 英語情報の大量インプット
3. 英語世界へのワープ
4. ビジネス交渉の成立
5. 新しい人間関係の構築