せっかくとったFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格、キャリアアップに結び付けるにはどうしたらいいか?
そんな問題意識から出発して、日本における成功しているFPを分析した結果から導き出されたのが、「プロFPモデル」です。
プロFP活動モデル
成功しているファイナンシャル・プランナーはどのような活動を行っているかをまとめたのが、「プロFP活動モデル」です。
対外的な人脈の形成から始まり、見込客発掘から顧客化までの一連のマーケティング活動を整合性を持って構築しています。
その際にとくにポイントとなるのが、「セミナー講師」、「執筆」、「相談業務」の3本柱。成功してるFPは、この3つの活動を有機的に結合させていることが検証されています
プロFP活動モデル
ファイナンシャル・プランニング資格との位置づけ
プロFPモデルの特徴は、「対外的にどんな行動をしているのか」(=プロFP活動モデル)と、「そのためにどんな知識やスキル、そして心構えが必要か」(=プロFPスキルマップ)の双方が含まれています。
そして、プロFPスキルマップをご覧になっていただけば分かるとおり、プロFPとして成功を収めるためには、ファイナンシャル・プランニング技能士やAFPなどで勉強する知識が前提条件になっています。
とはいえ、知識を持っているからといって、正しい行動がとれるかは別問題。このギャップを埋めるため、マーケティングや集客の知識を身につける、そして講師や出版のために必要なスキルを再現性のある形で体得するのが、プロFP収入アップ講座です。
プロFPスキルマップ
プロFP活動モデルの背後にある、FPとしての知識や能力、そしてものの考え方を明らかにしたのが「プロFPスキルマップ」です。知識のある/なしは資格の取得状況によってある程度測れますが、スキルやものの考え方はなかなか外からは推し量れないもの。
もちろん、コミュニケーションスキルやビジネスモデルの構築力など、他にも大切なスキルはありますが、とくにファイナンシャル・プランナーに絞ってまとめたのが、このスキルマップです。
PROSPERマインドモデル
心構えは、スキルや知識と同じくらい、いや、ひょっとするとそれ以上に成功のためには重要な要素です。プロFPとして必要な心構えをまとめたのが、PROSPERモデルです。
英語で「繁栄する」を意味するPROSPERにかけて、下記の7項目の頭文字を取っています。
- P: Professionalism: 高いスタンダードで仕事を行う
- R: Revenue oriented: 売上責任を持つ
- O: Openness: 仲間内で固まらずネットワークを拡げる
- S: Socially responsible: 社会的責任を持って行動する
- P: P-D-C-A: 仮説検証をくり返す
- E: Ethics: 倫理規定を遵守する
- R: Risk taking: リスクをとって新しいことにチャレンジする