先月26日早朝。
このニュースに世界中が驚きと悲しみに浸っていたことでしょう。
米歌手、マイケル・ジャクソンさん(享年50歳)死去
マイケルは数多くの名曲や人間離れしたダンスを世に残し、これからも語り継がれる伝説のエンターテイナーである。
一度は聞いたことがあるだろう『スリラー』は一億枚というギネスブックが認定する世界で最も売れたアルバムとなり、現在に至るもこの記録は破られていないという。
そんな世界一の有名人と言っても過言ではないマイケルですが、意外と知られていなかった面が多々あります。
例えば
・ 詞・作曲・振り付けはもちろん、ライブパフォーマンスも自身が積極的に行使
・ あの透き通る白い肌は実は病気のせい→尋常性白斑(じんじょうせいはくはん、)という慢性的な皮膚疾患だった
・ 全身性エリテマトーデス・アルファ1型アンチ・トリプシン欠乏症、肺気腫・慢性的な消化管出血・左目の視力の95%が失われていた
「整形=黒人社会からの逃避」と勝手にネガティブに連想していたのですが、実はまさに病気のデパート状態にあったとわかり、大変心が痛みます。
急逝から一週間。
7年前に書かれた遺言書が見つかり、遺産騒動が起きている。ここでも意外な事実が発覚。
・ 純資産は2億3600万ドルで負債も3億ドル以上あったという。
一時期は、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)から2億7000万ドル以上の借金を抱えていたこともある。2005年、バンカメは、マイケルに対する債権を値引きして処分し、米ヘッジファンド大手フォートレス・インベストメント・グループに売却したらしい。
楽曲作りやステージ公演では天才的な才能を発揮したマイケルだが、自己の金銭管理ではあまり才能に恵まれなかったようです。
マイケルの遺産は家族への相続や慈善活動に使われたりするそうですが、感動と興奮を対価に残した莫大の資産の行く末をこれからも追っていきたいと思います。
インターンの東山でした。